発達障害の中学生におすすめの通信教育ってどれ?と思っていろいろ体験したりして、一覧にまとめてみました!
同じ通信教育と言っても、それぞれに特長があるものなんです。
とくに発達障害など、障害を持つ中学生におすすめの通信教育は限られているものです。
どんな通信教育がいいかというと‥
まず発達障害に正面から向き合っていること!
これがなにより大切で、そんな通信教育なら発達障害の子供でも取り組みやすくなっています。
そんな通信教育を6選にして、私が良かったと思う順番に並べています。
通信教育を考えている方へ、少しでも参考になると嬉しいです。
発達障害の中学生におすすめの通信教育6選
対話型アニメーション教材「すらら」
私のイチオシ
私がいちばんよかったと思う通信教育が、この「すらら」というEラーニング教材です。
画像をご覧になってもわかるように、発達障害の子供にしっかりと対応しています。
この「すらら」の特長は、なんといっても対話型の話しかけるような授業。
本当に講師がいるかのような授業で、個別指導塾で習っているような感覚です。
ときには励ましてくれたり、背中を押してくれるのが助かると思います。
またもうひとつの特長に「つまずき防止システム」というのがあります。
これは勉強をしていて間違ったときに、どこでつまずいているかを教えてくれるという機能です。
これがけっこう役に立つものだったので、なおさらこの「すらら」がいいと思いました。
また「すらら」のシステムを使った学校が、全国に100校以上あります。
学習塾も600校以上が使っているほど、優秀なEラーニング教材です。
画面に映っているのが「すらら」ですが、このように人気があるんですね。
実際に結果も出せているようなので、私も自信をもっておすすめできる通信教育です。
私のレビュー:すららの口コミ
通信教育デキタス
この「デキタス」という通信教育は、城南コベッツが運営している教材なんです。
学習塾が作ったということで、なかなかの人気ぶりになっています。
私が体験してみていちばん感じたことは‥
ゆっくりとした、スローペースな映像授業ということです。この独特のスピード感は、ほかの通信教育にはないものです。発達障害の中学生も、きちんと理解しながら聞けるんじゃないかと思います。
さらにすごいと思ったのが‥
さかのぼり学習っていう、すごい機能。
勉強していてわからないときに、どこでつまずいているかをさかのぼって教えてくれるという機能なんです。私はこれってすごいと思いました。
そしてもうひとつ‥
なんと自由にテストを作ることができるんです。
単元を選んで作れるので、苦手だけのテストや、学校の定期テストの範囲を指定してテストが作れたり自由なんです。これができるってことは、大量のドリルとかいらないんじゃない?と思います。
そんなデキタスですが、費用が安いのもビックリです。
スタディサプリ中学講座
このスタディサプリは、リクルートが運営している通信教育です。
料金設定も安くて、月980円でできる通信教育なんです。
このスタディサプリのすごいところは‥
授業の質が高いことと、授業数がめっちゃ多いところです。
講師が有名な塾などを経験した人ばかりで、説明が上手なんですね。
無料体験で見れますので、ご覧になってみてほしいです。
それともうひとつ‥
学校の定期テストの日時を入力しておくと、それに合わせて、
今日どんな勉強をすればいいのかを教えてくれます。テストのための「時間割」といったところです。
安いけどポイントがしっかりと抑えてある、というのがこの教材の特長です。
私のレビュー:スタディサプリの口コミ
ここからは資料請求をしてみてもいいかなと思った通信教育をピックアップしています。
Z会の通信教育
これは説明するまでもなく、有名なZ会が運営している通信教育です。
今の時代って、Z会までもが通信教育を手掛けているんですね。
でもこのZ会の通信教育は、体験してみることができないんです。
そこで資料を取り寄せて調べてみたのですが‥
Z会ならではの「添削指導」ができる、ということがわかりました。
Z会の強みは、この添削指導が優秀なところです。
それが通信教育でも引き継がれています。
スマイルゼミ中学講座
このスマイルゼミも、なかなかの人気があるようです。
私は資料を取り寄せて、さらに体験会にも行ってみました。
このスマイルゼミって、自宅で体験することができないんです。
近くのデパートなどで体験会が催されるので、それに行くしかありません。
とりあえず資料で確認してみると‥
近くで開催される体験会の日程などが入っています。内申点のしくみっていうのは、なかなか役に立つ情報でした。
このスマイルゼミは、ジャストシステムという会社が運営している通信教育です。
この会社はATOKなどのソフトを開発しているので、操作性はバツグンにいいです。
専用のタブレットを使った勉強になりますが、直接タブレットに書き込んで勉強ができます。
子供が感覚で勉強ができるので、その辺はピカイチです。
内容はというと、とにかくドリルを解いていくことになります。なので、大量のドリルを買うのをこのスマイルゼミに置き換える、という使い方であれば重宝するかと思います。
発達障害の中学生に通信教育がおすすめの理由
発達障害の中学生にとって、なんで通信教育がおすすめなのか?通信教育だとこんなメリットがあるんです。
- 発達障害があると学習塾が受け入れてくれない。
- 自宅でできるので通わなくてもいい。
- 人間関係が苦手でも勉強だけに集中できる。
障害があると学習塾が受け入れてくれない
発達障害の中学生に通信教育がおすすめの理由としてまず挙げられるのが「受け入れ拒否」です。通信教育では学習塾や家庭教師でよくある受け入れ拒否がまったくありません。
学習塾や家庭教師へ申し込みをしても、発達障害が理由で受け入れを拒否される場合があります。
すでに受け入れ拒否を経験された家庭も多いと思いますが、これは学校外学習業界のインフラが追い付かず整っていないために起こる問題です。
具体的にいえば、発達障害の知識をもって対応できる講師がいないため。このような心配の必要がまったくないというのが通信教育の大きなメリットになります。
自宅でできるので通わなくてもいい
発達障害があることで通塾が困難というのも問題の1つですが、家庭学習の一環として取り組めるため通信教育はおすすめの勉強方法です。
もし受け入れてくれる学習塾が見つかったとしても、実際に通塾をするとなれば難しい場合も多いと思います。つねに送迎を考えておく必要があるのは大きな問題になります。
このような通塾(送迎)の心配が全くないのも通信教育の大きなメリットで、自宅に居ながらにして子供に必要な学習がすべて完了するのも選びやすい勉強方法になるかと思います。
人間関係が苦手でも勉強だけに集中できる
学習塾や家庭教師など、一般的な学校外学習というのは対人が苦手な場合はかなり難しくなります。それが通信教育では完全になくなるので子供自身が落ち着いて取り組めます。
私もグレーゾーンですが対人関係が苦手で、とくに学生時代は人見知りがひどく大勢の中では勉強どころの話ではありませんでした。(とても集中できない)
発達障害があることで対人関係が苦手という場合も少なくないので、直接的に人と会って勉強させるよりも、家庭で子供のペースによって取り組める通信教育はおすすめの方法といえます。
まとめ
今回は「発達障害の中学生におすすめの通信教育」ということで、グレーゾーンの経験をもとに私が選んだ6選および理由についてお話ししてきました。
発達障害のある中学生にとって、通信教育は総じておすすめの学習手段になります。
とくに発達障害の特性によるマイナスをしっかりとカバーできて、しかも子供のペースで落ち着いて勉強に取り組めるスタイルになると私は強く感じます。
ぜひ発達障害にベストといえる通信教育を、いちど取り組ませてみてはいかがでしょうか。
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